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気ままに山歩きは神奈川や東京近郊、関東周辺のハイキング&登山記録です。

中央沿線・石老山中央沿線・石老山


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中央沿線・石老山(694m)
平成27年(2015)12月19日(土)2名

     

石老山入口~石老山~大明神展望台~プレジャーフォレスト前のGPS軌跡

11月27日に皇太子殿下が石老山に登られた影響からか相模湖駅で降りる登山者が多い。ほとんどが石老山へ登る人たちだろう。相模湖駅前の広場から三ヶ木行きのバスに乗り10分ほどの石老山入口バス停で降りる。ここから南に伸びる道路を15分ほど歩くと右側に石老山登山口(相模湖病院)が出てくる。
石老山は過去数十年で10回ほど登っている。今回の石老山は5年ぶりである。何回も登っているのに記憶というのは不確かなものである。顕鏡寺はこの登山口の直ぐ上にあると思っていたが、今回登ってみると登山口から20分ほど登ったところだった。顕鏡寺は車で来ることもできるので、皇太子殿下はここから登られたようだ。

石老山の岩の歴史(案内板より)
石老山の登山道で見られる岩石は礫岩(礫という直径2mm以上の石のかけらが泥や砂とともに固められてできた岩)という種類の岩石で石老山礫岩と呼ばれています。石老山礫岩は、今から約600万年前に、深さ数千メートルもある海溝(海底が細長い溝状に深くなっている場所)にたまってできました。
海底にあった礫岩が、現在、石老山で見られるのは、地球の表面を覆っている岩盤(プレート)の動きによって押し上げられて、山になったからです。

顕鏡寺(顕鏡寺の案内板より)
今から千百年余り昔のこと。当時の宮人、三条貴丞卿の若君武庫郎と八条殿の姫君の子として生まれた男の子は、岩若丸と名付けられ、若君は子供との再会の証として、鏡を割って一片を渡し、道志法師となって諸国行脚に出た。その後成長した岩若丸は僧となって源海上人と号し、古い石の山から寺の号を石老山といい、鏡から顕鏡寺と呼んだといわれています。


顕鏡寺の少し上部に桜道ハイキングコースがある

顕鏡寺から更に登っていくと直ぐに「さくら道ハイキングコース」という分岐がでてきた。どうやらこのコースは2012年に造られたコースのようなので歩いて見ることにした。この道は顕鏡寺上部の山腹を横切るトラバース道で展望がすこぶるいい。桜山展望台からは緩やかな尾根を登っていくようになり元の登山道と合流する。

桜道ハイキングコースの桜山展望台

桜道ハイキングコースは顕鏡寺の墓地の上部に造られている。私たちがこのコースを歩いていると、下のほうから中高年の男女が道なき斜面を登ってくるのが見えました。その時はなんでこんな所を登ってくるのだろうかと不思議に思っていました。その理由が後になって分かりました。それは顕鏡寺には柳原白蓮(やなぎはらびゃくれん)とその息子の墓があったのです。あの道なき斜面を登ってきた中高年の男女は柳原白蓮の墓を見てから近道の斜面を登ってきたに違いありません。
柳原白蓮は大正時代から昭和にかけての歌人で、本名を宮崎燁子(みやざきあきこ)といいました。2014年のNHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」の仲間由紀恵が演じる葉山蓮子(蓮さま)のモデルです。なんでも柳原白蓮は3番目にして最後の夫である宮崎龍介から「友人と相模湖周遊の折に石老山に登った」という話を聞かされます。そののち柳原白蓮自身も石老山を訪れてその絶景にいたく感激したようなのです。そのことが石老山を永眠の地として選んだいきさつのようです。

桜山展望台から緩やかな尾根を登っていく


桜道ハイキングコース上部の緩やかな尾根道

石老山山頂より新雪の富士山を望む

途中の融合平見晴台では相模湖や生藤山・陣馬山方面の展望が得られる。ここで少し休憩してから再び石老山を目指して登っていく。石老山頂上は多くの人で賑わっていた。ラーメンを作って食べている夫婦、餅を焼く若い女性など思い思いに昼の時間を楽しんでいる。我々も富士山を見ながら短い昼食をとってから、大明神展望台へ向かう。ここからは緩やかな起伏の尾根と記憶していたが、実際にはかなり急な下りが続く尾根であった。石老山山頂から大明神展望台まで実に180mも下るのであった。

お昼時の賑やかな石老山山頂

大明神展望台から見た東京方面の展望


ズームアップすると東京スカイツリーが見える

大明神展望台から360度の展望が見えるはずだった。しかし周囲の樹木が育ってきて特に富士山方面の展望が良くなかった。5年前は本当に素晴らしい展望だったので、少々がっかりした。せっかくの展望台の名が泣くのでせめて富士山方面だけでも木の丈を詰めて欲しいものだ。今日は天気がいいのだが少しもやがかかっている。それでも東京方面のビル群の中に東京スカイツリーが見えた。

石老山入口~石老山~大明神展望台~プレジャーフォレスト前のコース断面図

コースタイム 歩行4時間 距離8.54km 累積の登り773m 下り-751m
JR中央線相模湖駅(バス)~9:16石老山入口→9:33石老山登山口(相模湖病院前)→9:52顕鏡寺→桜道ハイキングコース→融合平見晴台→11:30石老山11:45→12:40大明神展望台13:05→14:05プレジャーフォレスト前(バス)14:23~相模湖駅

過去の石老山の記録です
H22/12/04 中央沿線・石老山~嵐山 展望の富士と南アルプス
H21/11/29 中央沿線・石老山~嵐山 趣の異なる二山を結ぶ
H19/02/28 中央沿線・高塚山~石老山~嵐山 富士と丹沢主脈の展望

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