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北アルプス・白馬岳(2,932m)~小蓮華山~白馬乗鞍岳

平成23年(2011)8月3日(水)~5日(金)4名
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イワギキョウ(岩桔梗) チシマギキョウに似るが花は青みが強く無毛
猿倉~白馬尻~大雪渓~白馬岳~小蓮華山~白馬大池~白馬乗鞍岳~栂池自然園のルート
1日目:平成23年8月3日(水) 歩行1時間10分
中央線立川駅~大糸線白馬駅(バス)~13:25猿倉13:55→15:05白馬尻小屋(泊まり)
立川から普通列車の甲府行きに乗り甲府、松本で乗り換えて白馬駅に到着する。バスで猿倉に到着し、しばらく休憩してから歩き出す。林道脇に咲く花を見ながら、ゆっくり1時間余歩いて白馬尻小屋に到着した。今日は曇り空で大雪渓上部は低い雲がたれこめていた。
タマガワホトトギス(玉川杜鵑) 白馬尻小屋前から見た雪渓
2日目:平成23年8月4日(木) 歩行8時間
白馬尻小屋6:20→6:35大雪渓→8:20岩室跡→11:10白馬山荘レストラン(昼食)11:50→12:10白馬岳→13:10三国境→14:00小蓮華山→15:35白馬大池山荘(泊まり)
食堂で食事を済ませいざ出かけようとした段階で雨がポツリポツリと降り出してきた。小雨だが止む気配はなく、仕方なく雨具を付けて出発することにする。そして大雪渓の縁でアイゼンを付けて登り始める。大雪渓は長いので途中で時々休憩する。ツアーの団体や小グループなどが先に行ったり平行して歩いたりしている。
白馬大雪渓の終点付近から登ってきたルートを見下ろす。ここから夏道へ入る
登り始めて暫くしてから雨が降っていないことに気がついた。大雪渓上部に達すると途中から右へ夏道が伸びていた。アイゼンを脱いで夏道を登って行く。
登りの至るところで鮮やかなクルマユリ達が迎えてくれる
霧が流れる中を登っていくと、鮮やかなクルマユリやハクサンフーロなどが迎えてくれる。クルマユリは小ぶりの百合だが色は目が覚めるような朱赤色だ。
葱平(ねぶかっぴら)を過ぎて見上げると青空が見えてきた
シナノキンバイ(信濃金梅) ヨツバシオガマ(四葉塩釜)
岩室跡付近からは更に花の種類や数が多くなってくる。そして待望の青空が見えてきた。小雪渓の縁を通って登っていくとますます青空が濃くなり周辺の山々も見え始めた。雪渓の縁にはハクサンイチゲやシナノキンバイなどが小群生している。
葱平上部から鋭鋒の杓子岳(2,812m)を見る ミヤマクワガタ(深山鍬形)
鋭鋒の杓子岳が霧の中から時々浮かび出るが、中々全容を現さない。氷河が造りだしたというルントヘッカー(羊背岩:文字通り羊の背中のような巨大な岩で、その表面は氷河に削りとられて丸くなっている)の周辺も一面お花畑だ。次第に高度を上げ登り詰めて村営白馬岳頂上宿舎の下に到着した。この山小屋の右脇に雪渓があり、ここにパイプが通されて雪渓の水が流れ落ちている。雪渓の水だから痺れる様に冷たく旨い。この冷たい水に元気づけられて、ウルップソウなどを見ながら再び登っていく。そして白馬尻から4時間近くかけて白馬山荘のレストラン、スカイプラザ白馬に到着した。ここで以前食べて感激したラーメンを注文する。実は4年前にも白馬岳を登っていてこのレストランは2回目なのだ。その時の記録に「白馬山荘の広いレストランはがら空きだったが景色の一番いい席に座りラーメンを注文する。ラーメンは黄金色の鶏がらスープでチャーシューとメンマの東京風のシンプルなものだったがとても美味しい。」とあった。今日のラーメンは値段は同じだがその時のとは全く別物だった。味も今一で生麺だがスープの色や味も違っていた。具はチャーシューとタラの芽が一本入る変わった取り合わせだった。う~ん。きっとコックが変わったんでしょうね!そう思うしかなかった。
小さいが綺麗な花、シコタンソウ(色丹草)
時々ガスが切れ展望を見ながら稜線を歩く チシマギキョウ(千島桔梗)
白馬岳の直ぐ西に位置する旭岳(2,897m) ミヤマアズマギク (深山東菊)
レストランでラーメンの食事を済ませ小休止の後、いよいよ白馬岳に登る。食事の後は心なしか体が重い。白馬岳頂上に到着するがガスっていて遠くの展望は開けない。しかし近場の旭岳や雪倉岳方面は時々ガスが切れ優美な姿をかいま見せる。登山道周辺にはたくさんの高山植物が咲き乱れて目を楽しませてくれる。三国境へは急な下りがしばらく続く、下りきると緩やかになり三国境の標識が見えてくる。
稜線の東斜面(長野県側)は険しい
稜線から見た優美な鉢ヶ岳(左2,563m)と雪倉岳(右2,610m)
来た道を振り返ると累々とした岩屑が堆積する稜線だ
ミヤマダイモンジソウ(深山大文字草) ハクサンコザクラ(白山小桜)
ハクサンイチゲ(白山一華) イワカガミ(岩鏡)
白馬大池周辺の草原はチングルマの大群落
三国境からは緩やかな登りの稜線を歩く。時折ガスが切れ、ところどころに白い残雪のある緑の雪倉岳が見える。小蓮華山までは砂礫の稜線が多く北西斜面(左側)のところどころにピンクのコマクサが咲いているのが見える。岩礫と砂礫の小蓮華山を過ぎると再び緑が多くなってくる。それとともに花も再び目に付き始めた。白馬大池山荘に近づくがガスのため周囲の状況は全く見えない。しかし足元にはたくさんのチングルマやピンクのハクサンコザクラが咲いているのが見える。このころからガスが取れ始め白馬大池山荘が目の前に忽然と現れた。そして周辺の草原はチングルマやハクサンイチゲ、イワカガミなどが一面に咲いている群生地だ。写真を写し写し、しながら白馬大池山荘に到着した。
白馬大池前はチングルマの草原 チングルマ(稚児車)の羽毛状の実
3日目:平成23年8月5日(金) 歩行4時間50分
白馬大池山荘5:40→6:20白馬乗鞍岳6:35→7:50天狗原→9:05栂池自然園(散策)11:00→栂池自然園(ロープウエー、ゴンドラリフト)~11:50栂池高原(栂の湯で入浴。タクシー)13:00~13:25そば神(昼食)→14:00大糸線白馬駅(解散)
いよいよ最終日、早めに山小屋を出発する。白馬大池の縁を歩いていると白馬大池山荘への荷降ろしのヘリコプターがやってきた。しばらくヘリコプターでの荷降ろしの様子を眺める。ルートはしばらく白馬大池の縁を歩いてから、次第に池から離れて上のほうに登っていく。岩がゴロゴロしたルートで○印を確認しながら登っていく。やがて緩やかになり大きなケルンが見えてくる。白馬乗鞍岳からは北東面に焼山、火打山、妙高山の妙高三山が雲の間からくっきり見えた。また南面は一面雲海に覆われていた。
白馬大池山荘前で荷降ろしのヘリコプター(缶ビール500mlが\800もするわけだ!)
白馬乗鞍岳から北東面の展望。左から焼山、火打山(2,462m)、妙高山
天狗原の手前でアイゼンの要らない小雪渓を渡る
天狗原より白馬乗鞍岳 栂池自然園のニッコウキスゲ
白馬乗鞍岳を下っていくと大きな岩の連続となりその間を縫うように下っていく。下りきったところで小雪渓が現れるが平坦なので容易に渡れる。ここを過ぎると再び滑りやすい岩ゴロの下りになりようやく木道のある天狗原に至った。天狗原にはさして見るべき花はなくガスの中から白馬乗鞍岳が見えるのが唯一の見ものだった。天狗原からは幾分歩きやすくなったものの、気の抜けない下りがしばらく続く。特に栂池自然園の手前は泥にまみれた道が続き、木の桟橋や階段は安全を一歩一歩確認しながらの下りとなった。栂池自然園ビジターセンター前に水道とブラシがあり汚れた靴を洗う。その後2時間ほどかけて自然園を一周する。ちょうどニッコウキスゲが見ごろを迎えていた。ロープウエーとゴンドラリフトを乗り継いで栂池高原駅に到着する。目の前にある建物の2階が栂の湯であった。栂の湯では平日のためか空いており熱めの風呂に入り3日間の汗を流した。栂の湯前のタクシー乗り場からタクシーに乗り白馬駅に向かう。運転手さんが白馬駅周辺ではそば神(ソバジン)の蕎麦がうまいというのでそこへ横付けしてもらった。店内はかなり混んでいたが座敷に座りビールとざる蕎麦を注文する。キンキンに冷やされた生ビールにお通しの沢あざみ醤油漬けが旨かった。運転手さん推奨だけあってここの蕎麦もなかなかの味であった。
猿倉~白馬尻~白馬岳~小蓮華山~白馬大池~白馬乗鞍岳~栂池自然園のルート断面図
コースタイム:歩行距離19.87km 累積(登り)2,128m (下り)1,517m
1日目:平成23年8月3日(水) 歩行1時間10分
中央線立川駅~大糸線白馬駅(バス)~13:25猿倉13:55→15:05白馬尻小屋(泊まり)
2日目:平成23年8月4日(木) 歩行8時間
白馬尻小屋6:20→6:35大雪渓→8:20岩室跡→11:10白馬山荘レストラン(昼食)11:50→12:10白馬岳→13:10三国境→14:00小蓮華山→15:35白馬大池山荘(泊まり)
3日目:平成23年8月5日(金) 歩行4時間50分
白馬大池山荘5:40→6:20白馬乗鞍岳6:35→7:50天狗原→9:05栂池自然園(散策)11:00→栂池自然園(ロープウエー、ゴンドラリフト)~11:50栂池高原(栂の湯で入浴。タクシー)13:00~13:25そば神(昼食)→14:00大糸線白馬駅(解散)
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