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裏丹沢・焼山~黍殻山~姫次(1,433m)~袖平山

平成22年(2010)1月13日(水)2名
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姫次付近より丹沢の主峰、蛭ヶ岳1,673m(中央)と臼ヶ岳(右端)
京王線・JR横浜線橋本駅北口から三ヶ木行きのバスに乗る。三ヶ木バス折返し場は待合室も幾つかあり他のバス路線と接続されている。月夜野、東野方面のバスに乗り焼山登山口で降りる。バス停の前に神社があり神社の奥にトイレも設置されている。焼山へはバスの進行方向へ150mほど歩いた左側に標識がありここから入っていく。前方には焼山が大きな姿を見せて聳えている。そして、きのう降った雪で焼山の上のほうは白く覆われている。標高650mあたりから雪がちらほらと出てきて、800mあたりから完全な雪道となる。強風が吹くと雪煙が舞い雪が飛ばされて顔に当たって痛いくらいだ。
焼山山頂、奥に展望台が見える 焼山展望台より宮ヶ瀬湖と仏果山(上方)
焼山山頂には10mほどの展望台が設置されている。螺旋階段を登った展望台からは宮が瀬湖が見える。展望台より高い木があり肝心の富士山方向は木で遮られていた。展望台設置当初は多分、樹木も低かったに違いない。
焼山展望台からの眺め。高尾、東京方面 焼山からは6本爪アイゼンを装着
展望台は狭くて高度感がありちょっと恐い感じだ。眺めもそこそこに、滑り落ちないように慎重に降りる。ここからは雪が更に深くなってくるので安全のためアイゼンを装着する。
まだ誰も歩いていない新雪の尾根道を行く 尾根道
尾根道を黍殻山方向へ進んでいくと鳥屋分岐の標識が左側に現れる。この道は登山道崩壊のため通行できないようだ。更に進むと平山分岐が右側に現れる。同じバスで降りて先行した、おじさん単独者はこの平山分岐を下りたようだ。ここから先の黍殻山方面へは雪の上に全く踏み跡はない。
雪景色 黍殻山1,272m、雨量計の施設あり
雪は深さ10~15cmほどで、登山道は吹き溜まり状になっており更に深い。黍殻山山頂の標識がありこれに従って右の痩せ尾根を登っていく。しばらくの登りで頂上に達した。周囲は樹木に遮られて展望は全くない。城山ダムへ雨量データを送るための設備があり周りはフェンスで囲まれていた。
黍殻山避難小屋 黍殻山避難小屋前の広場
黍殻山を後に前方に下って行くと、東海自然歩道と合流して水場の標識が出てくる。水場は下のほうにあるようなのでそのまま進む。左側に避難小屋の標識が現れるのでその方向に進むと周囲は開けて広場のようになっており所々にベンチも置いてある。避難小屋に入るとここの小屋は珍しく窓があり入口の扉を閉めても暗くない。そして大きな薪ストーブが設置されている。そろそろ12時に近いのでここでお湯を沸かし昼食とする。カップヌードルは手軽で早いし、冬山では何よりも温かいのがありがたい。小屋の気温は0℃で温かいものは何よりのご馳走に思えた。小屋の外にはトイレも設置されており、避難小屋に感謝して出発する。小屋の直ぐ脇の階段を登っていくと東海自然歩道と合流した。
行く先には所々に鹿や動物の足跡が 横浜方面、上方右側にランドマークタワーが
きのう降った雪で私達以外はまだ誰も歩いていない。しかし所々に鹿や動物の足跡がある。それらの足跡は山道を横切ったり、平行に歩いたり、急に谷底に下って行く。この辺りからは丹沢三峰や丹沢山、蛭ヶ岳などが木の間に見え隠れする。蛭ヶ岳山頂には蛭ヶ岳山荘の小屋の形がはっきりと確認できる。
姫次よりの富士山。雲で霞んでいた 姫次のカラマツ林
やがて東海自然歩道最高点の姫次(1,433m)に達した。東海自然歩道は東京の高尾山から大阪の箕面山にいたる1,697Kmの自然歩道のコースで、この姫次はその最高地点だということです。姫次は南側がカラマツ林に囲まれていますが、北西側が開け富士山や蛭ヶ岳の展望が実に素晴らしいところです。姫次は折花姫の伝説の残る場所でもあります。武田軍の小山田八左衛門の娘である折花姫は敵軍に追われ自分の喉を短刀で突いて自害したので「ひめつき」とも、崖下に突き落とされたとも言われています。その昔こんなところでそんな出来事があったのですね。そういえばこの付近展望がいいだけに険しい崖があります。そういう様々な歴史の変遷や人々の行いを山々はいつもじっと見ているのでしょう。
姫次付近では気温が低く霧氷が見られた。
霧氷に覆われた袖平山 袖平山の雪景色
姫次から袖平山に向かって進みます。歩いていく途中からも蛭ヶ岳や桧洞丸などの展望が開け、思わず見入ってしまいます。袖平山へはいったん下って行きますが、途中から袖平山山頂が霧氷に覆われているのが見えました。
上方左からお坊山,滝子山,南大菩薩,小金沢連嶺 袖平山からの大室山
袖平山の山頂に登るとここからも展望がよく、大室山や大菩薩に連なる山々が見えました。袖平山山頂から元のところに下り、西へ風巻ノ頭方向へ少し進んだところからも、前方が切れ落ちて素晴らしい絶景が楽しめます。
左から同角ノ頭、檜洞丸、熊笹ノ峰 蛭ヶ岳山頂の黒いのは小屋です(クリックで大画面)
元の道を引き返して姫次へ向かいます。このあたりは時間がたつのを忘れるほど展望が楽しめる場所です。ゆっくりしたいところですが冬は日が暮れるのが早いので帰路に着くことにします。青根分岐まで戻りコンパスをセットして進みます。下りも動物の踏み跡しかないので時々コンパスをみて方向を確認することにします。標高800mくらいで雪が少なくなりアイゼンを外します。はるか下に集落が見えてきて、それを目指して一心に下ります。林道に到着してやっと一安心です。これからはバスの時間に間に合うようゆとりを持って歩いていきます。舗装された林道に所々に雪が残っています。東野集落に入り四つ角の所は一面に凍結していて滑りそうです。注意していたのですが滑って転んでしまいました。東野バス停には35分前に到着しました。まだバスの到着に30分以上も時間がある。あてにしていた鶴屋旅館の食堂は閉まっていた。東野バス停前には2軒の商店がある。バス停斜め前の左側に酒屋があり、右側の店内にベンチが置いてある店に入る。お願いして休憩させてもらっていると、お茶と大根の漬物まで出してくれた。僅かな買い物しかしていないのに恐縮してしまう。バスの時間も迫りお礼をいって、外に出て店名を見たら加藤商店とあった。感謝!
姫次の雪のステージに立つ美人鹿目の前をモデルのウオークのごとく過ぎて行きました。
焼山登山口~焼山~黍殻山~姫次~袖平山~姫次~東野バス停のコース断面図
コースタイム 歩行8時間(7時間の予定が雪のため8時間かかりました)
京王線・JR横浜線橋本駅(バス)~(乗換)三ヶ木(バス)~焼山登山口7:52→10:05焼山10:25→11:25黍殻山→11:45黍殻避難小屋12:20→13:15姫次→13:45袖平山→14:24姫次→14:44青根分岐→16:12林道(登山届設置場所)→17:00東野(バス)~三ヶ木(バス)~橋本駅
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