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奥秩父前衛・乾徳山(2,031m)

平成21年(2009)10月14日(水)2名
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扇平へ行く途中の鮮やかな紅葉
前日の天気情報で晴れマークとなり急遽、乾徳山に行くことにする。最寄駅の始発電車に乗り中央本線塩山駅で降りる。塩山駅南口からタクシーに乗り乾徳山登山口へ向かう。実はこの時期、西沢渓谷へ向かうバスが平日でも運転されているのだが、最初のバスの発車時刻が遅いためタクシーを使うことにした。タクシーは徳和集落の一番奥まで入りそこで降りる。運転手に教えられたとおり真っ直ぐ進んでいくと「乾徳山登山口道満尾根コース」の古い看板が間地石に付けられている。進行方向を見ると藪なので、本当にここが登山口なのかなと思い平行している林道を少し進んでみる。登り口は見当たらずまた元の場所に戻って、草が生い茂っている踏み跡を辿る。藪を掻き分け100mほど進むと藪が無くなり普通の山道になった。道満山を越えるとしばらくなだらかな登りが続くがやがて再び急登の連続となる。山栗や青いどんぐりがたくさん落ちており鑑賞用に少し拾っていくことにした。
センブリ(千振) 千回振出してもまだ苦い
扇平手前より扇平を見る
時々陽射しがあり視界が開けススキの原に出た。足元にはセンブリが白い花をつけて咲いている。ススキの原はすぐ終わり再び樹林帯の中を歩く。この辺り鮮やかに紅葉している木も多く実にきれいだ。小さな岩場を過ぎて歩いていくと、木の間越にカヤトの原や岩っぽい山が見え隠れするようになる。
ヤマラッキョウ(山辣韮) リンドウ(竜胆)
広葉樹林帯を抜けると広大なカヤトの原が広がっている。日当たりのよいカヤトの草原にはピンク色のヤマラッキョウや紫色のリンドウが咲いている。
ススキの咲く扇平 扇平より周辺の山
ここが扇平のようだ。周辺は霞んでいて展望は得られないが、周囲の山が幾分紅葉しているのが見える。月見岩という大きな岩の脇を通り、あたりの風景を見ながら緩やかな登りの草原を歩いていく。前方に聳える山の岩場付近には木々が紅葉しているのが眺められる。これが乾徳山のようだが頂上は更に奥のようだ。
乾徳山頂上手前付近の紅葉 乾徳山頂上手前付近を歩く
扇平(1850m)という標識がありここを抜けると岩場混じりの広葉樹林帯となる。靄の中うっすらと遠景も見えるようになる。
乾徳山頂上手前の鎖場 乾徳山頂上付近の紅葉
急な岩場の登りや、梯子の下りがあり気が抜けない。最初の鎖場を過ぎ次の鎖場は一枚岩の岩壁だ。鎖が二本掛かっており左側の岩壁は垂直に近い。近くに手袋やマフラーなどが落ちており、この岩壁を必死になって登った様がうかがえる。足がかりを探しながらなんとか登りきる。腕力のない人や背の低い人は固まってしまう場所かも知れない。岩場が嫌いな人には右側に巻道もあるようなので利用するとよい。難所を越えて更に進んでいくと赤や黄色の紅葉が綺麗だ。曇り空なので紅葉も映えないがそれでも綺麗だ。
天狗岩の登り。このすぐ上が頂上 乾徳山頂
足元にはイワインチンの黄色い花が群れをなして咲いている。下からガスが湧き上がって展望が開けないのが残念だ。最後の鎖場は天狗岩と呼ばれここを登りきると頂上となる。ここは見た目よりは楽に登れた。頂上は岩がごろごろしてしていて狭くゆっくり座る場所もなさそうだ。それに秋なのに虫がやけに多く展望も得られないので下ることにする。ガラガラした岩場の下りを鎖や梯子を使い慎重に下っていく。少し下ったところに平らな場所のある岩場があり、ここでお湯を沸かし昼食とする。しばしの休憩の後、岩場を降りることにする。
下山道の紅葉 国師ヶ原の白樺林
乾徳山の南側は広葉樹が多いが、下山する北側はシラビソなどの針葉樹林帯となる。岩場を下りきると分岐が現れる。直進する黒金山から西沢渓谷方面への道を分け左の下山道となる国師ヶ原方面の道を行く。紅葉する木々を楽しみながらも、ひたすら下る。国師ヶ原に近づくと辺り一帯は明るい白樺林となる。
国師ヶ原から乾徳山を見る マムシグサの実(蝮草)
廃屋となっている高原ヒュッテを過ぎた分岐付近はススキの原だ。降りてきた乾徳山が黒い姿を見せている。その右手には扇平のカヤトの原も上部に眺められる。
乾徳山頂上付近の岩場に群生するイワインチン(岩茵陳) 葉がヨモギに似る
分岐を過ぎて少し歩いた左手に錦晶水がある。湧水かと思っていたがそうではなく沢の水を直接引いている。ためらわれたが試みに少し飲んでみる。湧水でないという思いがあるためかそれほど旨い水とも思えない。それからずっと下った銀晶水の水場では水受けが壊れており水は地面に流れ出ている程度だった。林道に下りきると乾徳山登山口の大きな看板が立っていた。徳和集落を抜けたバス停前には水車やトイレのある公園があり皇太子殿下の乾徳山登山記念碑(1975年4月、15歳位の時)があります。ここのバス停は川沿いに市営バスが道路を挟んだ反対側に塩山・西沢渓谷行きのバス停がありました。塩山行きのバスはここで折り返して行きます。塩山行きのバスには乗客が二人乗っているだけでした。
道満尾根~乾徳山~国師ヶ原コースの断面図
コースタイム 歩行7時間
JR中央本線塩山駅(タクシー¥4,040)~7:50道満尾根登山口8:00→8:55道満山→10:30扇平→11:38乾徳山12:20→13:45国師ヶ原→15:10乾徳山登山口→15:40乾徳山登山口バス停(バス)16:16~塩山駅
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